ヨコトビ、キノウ

ジブンのために、ダレカのために、ササイなことでも。

父の入院

9/26(木)の事でした。

普通に職場に行き仕事をしていたら、父(の携帯)から電話。話しているのは母で、父が職場で具合が悪くなり、今S病院にいるとのこと。職場の人が家に連れてきてくれた時は一人で歩けなく、高血圧のため薬を飲んでいるほどなのに、最高血圧が70台、熱が33度だとか。一大事なのはわかったので、また詳しいことを連絡してとだけ伝えて電話を切りました。

すぐ姉に確認したら、姉はまだ知らなかったようなので、母の話を伝えました。その時点で、目の前の仕事が片付き次第すぐ病院に行こうと思っていました。その後母から連絡が入り、出血が疑われるためいろいろ検査している&輸血もするとのこと。

結局仕事は後輩にお願いしてしまい、急いで病院へ。

恐らく内視鏡をやっているだろうなと思い内視鏡室へ向かっていると、その途中の入退院受付で母を発見。手続きが終わり内視鏡室側で待っていたら、ストレッチャーに乗って父がやってきました。ろくに言葉を交わす間もなく父は病室に連れて行かれ、そのまま先生からの説明を聞きに行きました。

先生は内視鏡(上部:胃カメラ)の写真を見せながら説明をしてくれました。個人的には見慣れた画像です。内容を要約すると、胃潰瘍ではないかと。ただ、普通の胃潰瘍は自覚症状があるけれど、今回は出血するまで症状がほとんどでない種類の胃潰瘍(発見者の名前が付いている胃潰瘍らしい…残念ながら名前は失念)とのこと。前日の夜もしくは夜中に出血し、確認した時点では出血は収まっていたようです。また、出血源とみられる潰瘍は焼いて処置をしたので恐らく問題ないけれど、食べ物のカス(朝食分がだいぶ残っていた)で見えない部分があるので、明日また内視鏡で確認しますと。

で、これは病院到着後母に聞いたのだけれど、朝に黒色便が出ていたらしい。しかし父は「そのうち治るだろう」と思って職場に行き、職場で意識を失って倒れたもよう。

…まったく、黒色便だの吐血だのはさんざん見てきてるはずじゃないか!一体人の話を何だと思ってるんだろう!せめて朝相談してくれれば、「黒色便てことは消化器のわりと上の方で出血してることが考えられるよ。仕事は休んですぐ病院行くように」くらいのことは言えたのに。母も私も「まったく!」の一言です。

で、2回めの内視鏡検査の結果では問題はないようです。ただ、輸血はまたやったようだし、まだ安静にしなくてはいけないようだけれど。

まぁさほど大事に至らなくてよかった。これで病人の気持ちもある程度理解できるようになるなら、悪いことばかりではないと思うことにします。