ヨコトビ、キノウ

ジブンのために、ダレカのために、ササイなことでも。

腹水憎悪と入院の話

久しぶりに書く。

 

腹水がものすごくなってきた。お腹はパンパンで青い静脈が浮き出ており、へそも飛び出している。塩分制限はちゃんとやっているつもりだが、利尿剤を増やしても一時的に改善はするものの、すぐ効果がなくなる次第。

というわけで、毎日膨満感と腹痛で苦しみ、仕事と食事以外は横になっている有様です。

主治医はから「仕事してるんだっけ?これ以上外来で利尿剤を増やすわけにもいかないし、とにかくもう安静にするしかない。いろいろな都合で仕事を休む事は難しいだろうし、無理に休めとも言えないけれど、せめて半休にするとか…。必要であればいくらでも診断書書くから、なるたけ安静にするしかないね」と言われてはや一ヶ月。

小規模の会社なので急に不在になることもできず、早退を繰り返しつつだましだましやってきて、GWはずっと安静にしていたけれど、それでも改善しないままでした。

そしてGW開けの診察。

「GWはずっと安静にしてましたが、良くはなってないです…。おまけにほぼ毎日腹痛がありました」と伝えたら、「うーん、前にも言ったけど、入院する?入院となれば環境も変わるし、新しい薬や治療も出来るから、その方が良いんじゃないかな。強制はできないけれど」と言われ、「はい、正直もう自宅では厳しいですし、いつまでもこの状態でいることもできないのでお願いします」という事になりました。

 

とりあえず腹水の原因は、よくある低アルブミン血症ではなく、単純(?)に門脈圧亢進症の影響のようです。実際、アルブミンはどんなに低い時でも 3.1 以上はあるので。ということで、入院して治療することが決定しました。

とは言っても、治療方法は先生方で相談するようです。サムスカ(トルバプタン)という比較的新しい利尿剤(服用開始は入院して経過観察しなければならない)を使用するのか、TIPS(経頸静脈肝内門脈体循環シャント術)を行うか、という所。

TIPSだと以前やった経頸静脈肝生検の時の辛さをまた味わうのか…。

 

ということで、毎度毎度の入院が決定しました。なんだかんだで年1ペースだなぁ。今のところ静脈瘤は問題ないのがありがたいけれど。TIPSについては後でまた細かく書くかもしれない。