ヨコトビ、キノウ

ジブンのために、ダレカのために、ササイなことでも。

移植に向けて前進

また間を埋めるために過去の記憶を掘り起こして書いてみる。

 

入院して腹水は多少落ち着いたけど、生活の状況をどうにかしたくて、とうとう移植について現実的に考えようと決めました。

以前、いずれ移植が必要になるだろうから、移植コーディネーターの話を聞いてみては?と勧められていたので、主治医に改めて申し込み、家族全員で話を聞く機会を作ってもらいました。

詳しい話を聞いた後家族の意向を確認した結果、脳死肝移植のみを選択することに。知らなかったけど、脳死肝移植が可能な病院は限られていて、普段かかっている大学病院では行えず、家から一番近いところで東京都内の病院のみ。そこで、土地勘もあるし、一番近いし、うちの犬も入院・手術をしたある某大学病院に紹介してもらうことになりました。

実は脳死肝移植では、正直まだ登録は早いんじゃないかと思っていたのですが、移植コーディネーターの方に、具合が悪くなってからだと移動だけでも大変だし、とにかく行動したほうがいいと説明され、さらに外来予約までやってもらってしまいました。でもそのおかげでふんぎりがついて実際に前に進むことができたので感謝です。

そして某大学病院での外来。あらためて生体と比べて脳死が不利な事を伝えられ、生体の可能性をもう一度検討するように言われましたが、もう家族で決めた事。その結果、臓器移植ネットワークへの登録をするためのデータ収集、及び移植の適応状態なのか、そもそも移植が出来る状態なのかを調べるため、その病院に検査入院する事が決まったのです。