再び静脈瘤破裂 退院編
前回の続き。ようやく最後。
腹水が改善され、担当のT先生から来週頭の検査で問題なければ退院を、という言葉が出た後くらい(!)から、毎日の熱発(37度後半くらいまで)と頭痛、咳に苦しむことに…。といっても辛いのは頭痛くらい。一番辛いのは、退院がどんどん伸びていくこと。
「次の検査で問題なければ退院…」という言葉を3回は聞いたでしょう。そして入院2ヶ月も視野に入った頃、ダメ元でT先生に聞いてみました。
「先生、退院ていつぐらいになりますか?」
「明日できますよ」
「ほぇっ!?」
「明日退院します?」
「あ、はいはいはい出来るものならお願いします」
「わかりました。あとご家族のかた明日いらっしゃいますよね?」
「来ます来ますきます」
「説明しますので、来たら声をかけてください。」
なんということでしょう。というか、どういうことでしょう。もし聞いてなかったら言ってくれたのかな?
母に伝えたら「日が悪いからずらしたほうが…」とか明治時代のような事を言っていたけど、「明日じゃなかったら隣の患者さんの娘を殺す!もう耐えられない!」と強引に押し切りました。
翌日、T先生からの説明です。要約すると、「次破裂したら一分一秒でも早く来てください。あと、いずれ肝臓移植が必要になるでしょうから、一度移植コーディネータから話を聞くことをおすすめします。(現在の病気の状態は)超重症です。」
超重症だけやたら記憶に残ってるw
コーディネータの件は、とりあえずお断りしました。両親にはショックが大きそうなので。
何はともあれ退院です。結局この日がちょうど50日目になっていました。物心ついてから最長の入院生活になっていました。
最後にお礼。
担当のT先生、研修2年目だったH先生、ありがとうございました。H先生も正式に消化器内科に入ったとのことなので、お二人には何かの時にまたお世話になります。
M先生とS先生ありがとうございました。M先生は今年移動になられたようでしばらくお会いできなさそう。S先生は最近の入院時は担当グループの長になられてることが多く、いつもお世話になります。
また、看護士/看護師のM本さん、F田さん、T田さん、H谷さん、O田さん、I泉さん、T久さん、Y越さん、その他の皆さんお世話になりました。
実は年内にもう一度入院するかな、なんて思っていたけど、今になるまで(2013/08末)入院はなく、なんとか無事に過ごせています。
今度入院するときは、緊急ではないことだけを祈っておきます。