ヨコトビ、キノウ

ジブンのために、ダレカのために、ササイなことでも。

2012-01-01から1年間の記事一覧

再び静脈瘤破裂 退院編

前回の続き。ようやく最後。 腹水が改善され、担当のT先生から来週頭の検査で問題なければ退院を、という言葉が出た後くらい(!)から、毎日の熱発(37度後半くらいまで)と頭痛、咳に苦しむことに…。といっても辛いのは頭痛くらい。一番辛いのは、退院が…

再び静脈瘤破裂 番外編

入院中の生々しいログを載せてみる。 血をはいて入院ちう。— あしたリスク (@mornrisk) 2012, 4月 28 ふと気が付いたのだけど、自己憐憫的な感情を自分は持ってないな。今は。完治できない病気を告知された時以外。つらい時は考えるどころじゃないし。ある意…

再び静脈瘤破裂 腹水編

さて、前回の続き。 PSEの苦痛がひどくなった後から、どんどん体重が増えていきました。 なぜか突然全粥が食べられなくなり、苦痛もあって食事がほとんど取れないはずなのに、体重が以前より増えているのです。また、体を起こすことがすごく辛くなったけれど…

再び静脈瘤破裂 第二の苦痛編

前回の続き。 病室に戻ってもPSE後の苦痛に悶絶していました。「お腹痛い…気持ち悪い…」の連呼です。その日の担当だった馴染みの看護師Iさんが、痛み止めの点滴を落としてくれたのですが、まったく効かない。夕食が出ても何も食べられず、りんごを少しかじ…

再び静脈瘤破裂 PSE編

前回の続き。 いよいよPSE(と肝生検)の開始です。先生たちは作業を進めながら細かい会話を。「CTの予約は念のため2回分とっておいた」「なんでこういう形状にしちゃったのかなぁ」(多分カテーテルのこと)とかね。 で、左腕から挿入です。よくドラマの手…

再び静脈瘤破裂 第二の治療編

前回の続き。 静脈瘤の治療後、点滴も抜け食事も全粥になりました。さらに久しぶりのシャワーまで。さすがに高い部屋だけあって、トイレもシャワーもついてます。(…でもさ、重篤患者用にナースステーションから一番近いエリアの個室が一番充実してるってど…

再び静脈瘤破裂 最初の治療編

前回の続き。 SBチューブを挿入されて朦朧としたまま、考えていたのは「早く治療してほしい…」ということだった。なので、意識が戻るといつも「まだ?」「いつごろやるって?」と聞いてばかり。結局治療が始まったのが、翌日の夕方だった。 意識が途切れ途切…

再び静脈瘤破裂 第一の苦痛編

前回の続き。 とうとう病室へ到着。先生たちは一度部屋を出た。 その後いろいろ準備を始めた看護士さん(主担当)に、もう一度さっきの質問をぶつけてみた。「SBチューブってつらいですか?」「…うーん、ちょっとつらいと思います」。せめてせめて、「中には…

再び静脈瘤破裂 入院編

2012年の4月25日、再び静脈瘤が破裂した。 その日は午後からなんだか気分が悪く、ちょっと仕事を早めに上がらせてもらった。家に帰ったのが18時頃。夕食は当然食べられず(あぁ、タケノコのフライだった…。結局この年は大好物のタケノコのフライが一度も食べ…